「うわ、またパッチ来てるじゃん……今度は誰がナーフされたんだ？」
Overwatch 2のプレイヤーなら、誰しもが一度はこんな風に思ったことがあるはず。シーズンが進むごとに追加されるパッチノートは、ゲームバランスを保つ上でめちゃくちゃ重要。でも、正直あれ、文章が固すぎて読むのがしんどい……って感じませんか？
この記事では、2025年5月に公開された最新パッチノートの要点をわかりやすく解説しながら、実際にプレイしている立場から環境の変化やメタ構成の流れをまとめました。
特に、
- 「最近よく見るヒーローの理由が知りたい」
- 「ナーフされたヒーローを使ってるけど、まだ通用する？」
- 「今強いピックはどれ？」
こんな疑問を感じている初心者〜中級者の方には、かなり刺さる内容になっていると思います。
実際にランクマッチを回して感じた“生の声”も交えつつ、**「読むだけで環境の今が分かる」**ように書いていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
2025年5月の最新パッチ概要｜今回の変更点をざっくりおさらい
2025年5月に公開されたOverwatch 2の最新パッチでは、ヒーローバランスの大幅な調整が行われました。今回のパッチは、ただの「数値の微調整」ではなく、実際のプレイ環境に大きく影響を与えるレベルの変化が含まれていて、正直ちょっとビックリしました。
特に注目されたのは以下の点：
🔻 ナーフされたヒーローたち
ラマットラ
- ネメシス・フォームの持続時間が短縮
- パンチのクールダウンが延長
→ タンクとしての前線維持能力が若干落ち、今までのようにゴリ押しするのが難しくなりました。実際、ラマットラ単体で突っ込んでくる人は減りましたね。
ソジョーン
- レールガンのチャージ速度がダウン
- 移動スキルに微弱な調整
→ 上位帯で暴れていたソジョーンもついに一段落。特に「即死コンボ」の成功率が下がったことで、エイムに自信がある人でも以前ほど無双はできなくなった印象です。
🔺 バフされたヒーローたち
メイ
- アイスウォールの耐久がアップ
- 凍結効果の発動時間が微増
→ 最近見かけなかったメイですが、今回の強化で「壁プレイ」が再注目。特にハイブリッドマップの攻防戦では、味方のフォローとしてかなり便利になっています。
モイラ
- バイオティック・グラスプの回復量が増加
- フェード使用後の硬直が減少
→ ヒール量が強化されたことで、初心者にも扱いやすいヒーラーとして復権。サバイバビリティ（生存力）も地味に高くなり、個人的にはかなり嬉しい調整でした。
🗺️ その他の追加要素
- 新イベント「アーカイブ・リミックス：リバイバル」が再登場
→ 過去人気だったPvEモードやスキンが復活。特にルシオの「ジャズスキン」が地味に人気。 - マップローテーションの更新
→ コロッセオとヌンバーニが一時的にローテから外れ、代わりに新アレンジ版「キングス・ロウ：レイニーナイト」が登場。
→ 雰囲気が一変していて、新鮮味があります！
全体として今回のパッチは、「強すぎたヒーローを一歩下げ、あまり使われなかったキャラにチャンスを与える」ような調整になっています。
数値だけ見てもピンと来ない部分が多いですが、実際にプレイしていると「え、今の耐えるの！？」とか「火力足りなくない？」みたいな微妙な変化が確かに実感できるんですよね。
バランス調整の意図とは？開発の狙いを読み解く
Overwatch 2のパッチノートって、ただ数値をいじってるだけじゃなくて、開発側の「環境をこう変えたい」というメッセージがこもってるんですよね。
今回は、ナーフやバフがなぜ行われたのか、どんな意図があったのかを現役プレイヤー視点で読み解いてみます。
🎯 ナーフの裏にある“支配的すぎる戦術”の抑制
まずラマットラのナーフから見てみましょう。
最近、ラマットラ構成（ラマットラ＋イラリー or モイラ）の強さがかなり目立っていて、特にランクマッチでは「押し込み構成」が主流になっていました。
この流れが定番すぎて、「戦術の多様性がなくなってきてる」と感じる場面が増えてたんですよね。
🗣️ 実感としても、「とりあえずラマットラ出しとけば何とかなる」状態だったので、さすがにこのまま放置されるわけないな…とは思ってました。
そこでのネメシス持続時間の短縮やパンチのクールダウン調整は、まさに**「過剰な前線維持の抑制」**を意図したものだと考えられます。
💡 逆にバフされたヒーローは“多様性の促進”が狙い
メイやモイラといった、使用率が低迷していたヒーローのバフもポイントです。
特にメイは、以前よりもプレイヤーの扱いやすさが上がっていて、「壁を置いてサポートするプレイ」がしやすくなりました。
📌 私も久々にメイを使ってみましたが、あの壁の耐久アップは正直ありがたい。ウルトやラッシュのタイミングでワンテンポ稼げるだけでも味方の生存率が変わります。
こういったバフは、プレイヤー層の幅を広げたり、環境にバリエーションをもたらしたりする目的があるはずです。
🧠 開発が目指している「理想のOW2」とは？
結局、開発陣が目指しているのはおそらく以下のような状態です：
- どのヒーローにも活躍のチャンスがあり、固定されたメタに頼らない環境
- 初心者から上級者まで楽しめる多様なゲーム体験
- 一強ヒーローが長く支配しない、流動的なバランス
もちろん理想論ではありますが、今回の調整を見る限り、「今の環境、ちょっと偏りすぎてたよね？」という開発側の問題意識がしっかり伝わってきます。
実際のメタ環境はどう変わった？プレイヤー目線で分析
パッチノートを読んで「ふーん」ってなることはあっても、実際のランクマで何が起きてるかを知らないと環境の“今”はつかめません。
ここでは、最新パッチ後に感じたリアルなプレイ環境の変化や、よく見る構成・消えたヒーローたちについて語っていきます。
🔥 現在よく見る構成：ラッシュ寄り＋サステイン重視の編成
今回のパッチでラマットラがナーフされたとはいえ、まだ**「ラマットラ＋イラリー」構成**は根強く残っています。
特にプラチナ〜ダイヤ帯あたりでは、以下のような構成がよく見られます。
🧱 よく見る構成例
この構成は、前線の維持力と後衛の自己回復力の高さがポイント。
特にイラリーのタレットヒール（ヒーリング・パイロン）が刺さる場面が多く、「とにかく死なない構成」として定着しています。
🎮 私も最近イラリーを試してみたんですが、置きヒールのありがたさに気付かされました…。前に出て撃っても回復してくれる安心感、クセになります（笑）
😶🌫️ 消えつつあるヒーロー：ウィンストン、ジャンカー・クイーンなど
今回のパッチ後、飛び込み系タンクの影がちょっと薄くなったように感じます。
ウィンストンは元々エイムと連携力が必要なヒーローですが、今のラッシュ系環境では単独で飛び込むと溶けやすいのが痛い。
ジャンカー・クイーンも悪くはないんですが、ネメシスやシグマと比べて「粘れない」「回復が間に合わない」ケースが多く、安定感に欠ける印象です。
⚠️ DPSの立ち位置：バーストよりも安定火力が好まれる傾向
DPSに関しては、瞬間火力が求められるソジョーンやハンゾーよりも、継続火力でコツコツ削れるキャスディやソルジャー76が評価されています。
👀 特にキャスディは、グレネード投げてからのHSでの削りが強く、バリアを持たないサポートを狙うには最適。私も最近はソルジャーからキャスディに乗り換え中です。
また、エコーも意外と評価が上がっていて、機動力と瞬発力の両立が刺さる場面が増えてきています。
飛び道具主体のバトルが増える今、**“どこにでも顔を出せる柔軟さ”**が重宝されてるんですね。
💡 サポート：自己完結型が好まれる理由
モイラやイラリーといった**「味方を助けつつ自分でも戦える」**サポートが引き続き人気。
特にモイラは、今回の回復量アップとフェード短縮によって、ピール（味方の護衛）にも逃げにも強くなり、初心者〜中級者にも扱いやすい万能型になっています。
ここまでをまとめると、今のメタはズバリ、
「バランス重視＆自己完結構成」
といった印象。前に出すぎない、でも逃げ回るだけでもない。そんな**“粘れる構成”が勝ちやすい**環境だと感じます。
初心者・中級者はどう動くべき？おすすめヒーローと立ち回り
パッチが変わると、「何使えばいいの？」って毎回悩む人、多いんじゃないでしょうか？
特に初心者〜中級者にとっては、「環境に強いヒーロー＝使いやすい」とは限らないんですよね。
そこで今回は、“扱いやすさ”と“環境適応力”のバランスが取れているおすすめヒーローを役割別にご紹介します！
🛡️ タンク：安定感で選ぶなら【シグマ】一択
最近の環境で安定して強いのがシグマ。シールド、バリア貫通攻撃、中距離ハラス能力のバランスが良く、**「一人である程度完結できる」**のが魅力です。
シグマのおすすめポイント
- 中〜遠距離からの圧が強く、前に出すぎなくてOK
- フォーカスされても岩→盾→引きの選択肢で生存率が高い
- カジュアルマッチやランク低帯でも暴れやすい
🎮 実際、ゴールド帯でのプレイでは「シグマvsラマットラ」の構図になることが多く、相手の前線にプレッシャーをかけられるかが勝敗を分ける場面が増えています。
💥 DPS：継続火力と自衛力のある【ソルジャー76】が安定
エイム力がそこそこあれば活躍できる**“真面目なDPS”代表**のソルジャーは、初心者でも結果を出しやすいです。
自己ヒールとダッシュでの位置取り、遠距離からのチクチク攻撃で、キルを狙いすぎずとも貢献できます。
ソルジャー76の立ち回りポイント
- 正面から撃ち合うより、サイドからの圧を意識するとより強い
- 回復を惜しまない（体力減ったらすぐヒールを置く）
- アルティメットは「合わせる」より「撃てる時に撃つ」方が初心者向き
❤️ サポート：迷ったら【モイラ】でOK！
サポートでのおすすめは、今パッチでバフをもらったモイラ。
**「火力も出せて回復もできる」**万能型で、逃げスキル（フェード）もあるので、初心者にありがちな「すぐデスする問題」もカバーできます。
モイラが初心者に向いてる理由
- エイム力がそこまで必要ない（近距離戦向け）
- 自分の生存力が高く、前に出すぎなければ安定
- 味方を回復する → 余ったときに攻撃する、の流れがシンプル
👀 私自身もサポート初心者の友人に勧めたところ、「やっと回復しながら生き残れるようになった」と好評でした。
🚫 避けたほうがいい“地雷ピック”は？
初心者〜中級者でよく見かける「うーん、それ今じゃないかも」なピックもあります。
- ゲンジ：エイム・位置取り・ウルト判断、全てが高難度。操作が楽しくても、勝率には繋がりにくい。
- ウィドウメイカー：上手くハマれば強いが、エイム依存度が高く、チームへの貢献度が極端にブレる。
- ジャンカー・クイーン：前よりはマシになったが、味方への依存度が高く、単独プレイでは扱いが難しい。
これらは、「上手い人なら強いけど、下手だと味方負担になるタイプ」。
安定して活躍するなら、素直な性能のヒーローを選ぶのが吉です。
今の環境は、**「自己完結力」×「継続火力」**を持っているヒーローがとにかく強いです。
逆に、依存度の高いテクニカルヒーローは避けた方が無難。
無理して流行キャラを使うより、“使いやすくて今ハマるキャラ”を選ぶのが勝率アップの近道ですよ！
過去のパッチとの比較で見えてくる環境の流れ
Overwatch 2の環境は、パッチによって少しずつ、でも確実に変化しています。
「今のメタはこうだ！」ってだけでなく、**“どう変わってきたか”**を知ることで、次にどんな流れが来そうか、先読みするヒントになります。
ここでは、2025年2月頃〜今回の5月パッチまでの変化をざっくり振り返ってみましょう。
⏪ 2〜3ヶ月前は「飛び込み系タンク環境」が主流だった
覚えてますか？
2月頃の環境って、ウィンストンやジャンカー・クイーンが主役の、高機動でガンガン前に出る構成が流行っていました。
当時のトレンド例：
🎮 個人的にも、あの頃は「ダイブ構成」に当たると一気に崩されることが多く、ヒールが間に合わずにストレス感じてました（笑）
この環境では、連携とスピード感が求められ、「まとまりのあるチーム」が勝ちやすかったんですよね。
🔄 そこからラマットラ・イラリー構成への移行
その後、ラマットラの台頭とイラリー実装による回復環境の変化で、メタがじわじわとシフト。
- 高機動ではなく、じっくり押し合う前線型
- ヒーリングパイロン＋持続回復＋粘り強さが重視される構成に
これにより、ジャンプして飛び込むような戦術よりも、前線を維持しながら押していくプレイスタイルが安定して強いと評価されるようになりました。
📉 DPSメタの移り変わり：ソジョーン → 安定火力型へ
数ヶ月前は、ソジョーンやウィドウメイカーによる高瞬間火力が猛威をふるっていましたが、今回のパッチでバランスが調整されました。
代わりに出てきたのが、キャスディやソルジャー76といった、中距離で安定した火力を出せるヒーローたち。
🔁 つまり、「ワンパン狙いのヒーロー」から「確実に削れるヒーロー」への転換が起きているんです。
この流れは初心者や中級者にとっても好材料で、理不尽な即死が減るぶん、プレイのモチベーションも保ちやすくなりました。
🧭 環境は「偏りすぎたら戻す」の繰り返し
Overwatch 2の開発は、基本的に**「一強構成が支配しすぎると、そのヒーローを弱体化し、あまり使われてないヒーローを強化する」**という調整を繰り返しています。
過去 → 現在の流れまとめ：
これを知っておくと、「次に来そうな環境は？」という予測もしやすくなります。
🔮 次のメタ予想：機動力の再評価？
今回のパッチでラマットラがナーフされ、「前線でゴリ押しする構成」の支配力が少しだけ下がったことで、今後は再び機動力型ヒーローの復権もあり得そうです。
例えば：
🧠 個人的には、次のパッチで“スピード感のある構成”が強くなる流れが来ると予想してます！
このように、環境は常に流動的です。今強いヒーローだけじゃなく、「次に強くなりそうなヒーロー」を触っておくと、パッチ直後の波に乗りやすくなりますよ！
今後のパッチに向けた備えと、環境に置いていかれないための心構え
Overwatch 2は、ただの撃ち合いゲームじゃありません。
ヒーローの相性、マップの流れ、そして何より「環境に合わせた柔軟な対応力」が大事。今回のパッチでもそれを改めて感じました。
🎯 「好きなヒーローを続ける」のは間違いではない
まず最初に言っておきたいのが、「自分の好きなヒーローを使うのは全然アリ」ということ。
ただし、ポイントはこれです：
“好き”だけじゃなく、“どう戦えば今の環境でも活躍できるか”を考えること。
例えば、今パッチで弱体化されたソジョーンをずっと使い続けたいなら、前みたいな即死プレイは難しくなってます。でも、立ち位置やウルトの使い方を変えるだけでまだまだ強いんですよね。
💡 フレックス力＝生存力。環境に合わせて武器を持ち替えるべし
環境の変化に対応できる人＝複数のヒーローを使える人が、やっぱり安定して勝率も高いです。
最低限おすすめしたいのは、「自分のロール内で3キャラ程度は触れるようにしておく」こと。
たとえばDPSなら：
こういうふうに「今強いキャラ＋クセのあるキャラ」の両方を育てておくと、次のパッチでも戦いやすくなります。
🔁 情報収集と“ちょっと試す勇気”が差をつける
- 「○○がバフされたらしい」
- 「今この構成流行ってるっぽい」
そういう情報を見かけたら、まずは1〜2戦だけ試してみる。
その感触が「自分に合うかも」って思えたら、そこから使い込みましょう。
🎮 私も正直モイラって使ったことなかったんですが、今回の調整で試しに触ってみたら“今の自分にぴったりすぎて驚いた”なんてこともありました（笑）
🧘「環境に合わせる＝自分を曲げる」ではない
大切なのは、**「環境に適応しながら、自分らしいプレイを磨いていく」ということ。
メタを追うことは、自分のプレイスタイルを否定することではありません。
むしろそれは、「より長くOverwatchを楽しむための術」**だと感じています。
✅ 最後に：この記事のまとめ
- 5月パッチでは前線型のナーフと自己完結型ヒーローのバフが目立った
- 現在のメタは「粘り強く、生き残る構成」が強い
- 初心者〜中級者にはシグマ・ソルジャー76・モイラがおすすめ
- 過去の環境と比較することで、次の変化を先読みできる
- 自分の得意キャラ＋環境対応キャラを両方持っておくと安心
というわけで、今回のパッチもなかなか“濃い”内容でしたね。
「今の自分のプレイスタイル、環境に合ってるかな？」と立ち止まって考えるだけでも、勝率はグッと変わってきます。
次のアップデートが来る前に、ぜひ一度、自分のピックや立ち回りを見直してみてください！
