1. 導入:シグマとは?OW2における役割と強み
「シグマ」は、「オーバーウォッチ2(OW2)」におけるタンクヒーローの1人です。
重力を操るユニークなスキルセットを持ち、中距離戦や「ポーク」戦術(遠距離からダメージを与える戦い方)に優れています。シールドや防御スキルを駆使して敵の攻撃を防ぎつつ、強力なアビリティで相手を翻弄できるのが特徴です。
シグマの強み
- 遠距離からの圧力:「ハイパースフィア」で相手に安全にダメージを与えられる
- 柔軟な防御能力:「実験的バリア」を自由に動かしながら防御できる
- 敵の攻撃を無効化:「キネティック・グラスプ」で弾を吸収し、自分の耐久力を上げられる
- 集団戦に強いアルティメット:「グラビティ・フラックス」で敵を浮かせ、大ダメージを与えられる
シグマは、 ポーク編成(遠距離攻撃を活かした構成)や防衛マップで特に強力なヒーロー です。高いダメージを出しながら、相手の攻撃を受け流せるので、 初心者にも扱いやすいタンク の1つといえます。
しかし、動きが機敏ではないため、近距離戦や機動力の高い相手には弱点があります。この弱点を克服し、 適切な立ち回りを意識することで、ランクマッチでも活躍できるヒーロー になります。
2. 【OW2】シグマの基本スキルと効果的な使い方
シグマは 5つのユニークなスキル を持っており、それぞれが 攻撃・防御・妨害の役割 を果たします。ここでは、各スキルの特徴と 効果的な使い方 を解説します。

ハイパースフィア(メイン攻撃)
概要:
- シグマのメイン攻撃。 2つの重力球を発射 し、 壁や障害物にバウンド して爆発する。
- 直撃ダメージは1発あたり55(合計110)。爆発ダメージも含めると 最大122ダメージ を与えられる。
- 射程距離は約22m で、遠距離戦向け。
使い方のコツ:
✅ 壁を利用して攻撃 :狭い通路では 壁にバウンド させて、敵が隠れている場所にもダメージを与えられる。
✅ タンクではなくDPS・サポートを狙う :火力が高いため、HPの低い敵に圧力をかけるのが効果的。
✅ バリアを貫通しないため注意 :敵がシールドを展開していると弾が通らないので、隙を狙って攻撃しよう。
キネティック・グラスプ(防御アビリティ)
概要:
- 前方の敵の弾を吸収 し、その ダメージの60%をシグマのシールド(HP)に変換 する。
- 持続時間:2秒 、クールダウンは 12秒 。
- レーザー系の攻撃(ザリアのビームやウィンストンの武器など)には 無効 なので注意。
使い方のコツ:
✅ 高火力の攻撃を吸収 :ソルジャー76の「ヘリックスロケット」やバスティオンの「アサルト」など、 強力な攻撃を受ける直前に発動 すると、より多くのシールドを得られる。
✅ 交戦のタイミングで使う :戦闘中に使うことで 即座に耐久力を上げられる ため、撃ち合いで有利になる。
✅ 逃げる際にも活用 :「キネティック・グラスプ」で耐久力を増やし、次の安全なポジションへ移動する時間を稼ぐ。
実験的バリア(可動式シールド)
概要:
- 前方にシールド(700HP)を飛ばして設置 できる。
- シグマの操作で前進・停止・引き戻しが可能 。
- シールドが破壊されても 5秒後に再展開可能 。
使い方のコツ:
✅ 相手の攻撃を防ぐ角度を意識 :ウィドウメイカーやハンゾーなど 遠距離の敵に向けてバリアを置く と、味方の安全を確保できる。
✅ 小まめに引き戻して再配置 :バリアの位置を適宜変更しながら、戦況に応じて最適な防御を展開する。
✅ 味方を守るためのバリア配置 :サポートが狙われているときは 即座にバリアを展開 し、敵の攻撃を遮る。
アクリーション(敵を転倒させる攻撃)
概要:
- 岩を投げて敵を吹き飛ばし、転倒させる (スタン効果)。
- ダメージ:最大100 、クールダウン 10秒 。
- 遠くの敵には当たるまで時間がかかる ため、距離に注意。
使い方のコツ:
✅ 敵のスキル使用をキャンセル :リーパーの「デス・ブロッサム」やモイラの「コアレッセンス」など、 キャスト時間があるスキルを中断 できる。
✅ ダイブしてくる敵を止める :ゲンジやトレーサーのような 素早い敵が突っ込んできた時に使うと動きを止められる 。
✅ タンクにも有効 :シグマミラー(敵がシグマを使っている場合)やオリーサに対しても 行動を制限できるため有利に戦える 。
グラビティ・フラックス(アルティメット)
概要:
- 範囲内の敵を空中に持ち上げ、地面に叩きつける 。
- 合計ダメージは50 + 叩きつけダメージ50%(最大150) 。
- 発動中は シグマが無敵状態になる 。
使い方のコツ:
✅ 敵のサポートやDPSを優先的に狙う :HPの低い敵を狙うことで キルを確定させやすい 。
✅ 味方と連携してフォーカス攻撃 : アッシュのダイナマイトやゼニヤッタの不和のオーブ と組み合わせると、ダメージを一気に稼げる。
✅ 相手の「サウンド・バリア」を無効化 :ルシオのアルティメットは「地面に着地したとき」に発動するため、 空中で持続時間を稼ぐことで効果を無駄にできる 。
スキルのまとめ:バランスを活かして戦おう!
シグマのスキルは 攻撃・防御・妨害のバランスが取れており、特にポーク戦法に適したヒーロー です。
- ハイパースフィアで遠距離から敵を削る
- キネティック・グラスプで攻撃を吸収し、耐久力を上げる
- 実験的バリアを小まめに操作し、最適な防御を展開する
- アクリーションで敵を転倒させ、スキルを妨害する
- グラビティ・フラックスで敵を一掃するチャンスを作る
3. シグマの立ち回り:初心者向け
シグマは 遠距離からの攻撃と防御を兼ね備えたタンク ですが、 正しい立ち回りをしないと敵に簡単に突破されてしまいます 。ここでは シグマの立ち回りの基本 と ポジショニングのコツ を解説します。

シグマの基本的な役割とは?
シグマは ポーク(Poke)戦法 に特化したタンクです。 ポーク戦法とは、遠距離攻撃を活かして相手を削り、交戦前に有利な状況を作る戦術 です。
✅ 前線を維持しながら遠距離攻撃で圧力をかける
✅ バリアを柔軟に動かして味方を守る
✅ 敵のダイブや突撃を防ぐ役割を担う
シグマは アッシュやバスティオンといったポーク編成のタンク として最適です。 マップやチーム構成に合わせた動きを意識することが重要 です。
シグマのポジショニング:どこに立つべき?
シグマは 最前線に立つタンクではなく、少し後ろで味方を守りながら攻撃するタンク です。
🔹 基本ポジション:チームの前線にバリアを置きつつ、少し後ろで攻撃
🔹 遮蔽物を活用:常に壁や柱の近くに立ち、被弾を減らす
🔹 高台を確保:遠距離攻撃を活かせる位置を優先
✅ NGな立ち位置
❌ 敵のど真ん中に突っ込む → シグマは近距離戦に弱いため、すぐにやられる。
❌ バリアを出しっぱなしで動かない → バリアを無駄に使うと、クールダウン中に無防備になる。
❌ 味方から離れすぎる → サポートの回復が届かなくなり、孤立してしまう。
シグマの立ち回り3つのポイント
① ポーク戦法を活かして安全にダメージを与える
- 遠距離から ハイパースフィアで敵を削る 。
- 無理に前に出ず、安全な位置から圧力をかける 。
- DPSやサポートと一緒に攻撃し、 敵に回復を強要させる 。
② バリアを適切に使い分ける
- 遠距離の敵にバリアを飛ばして味方を守る 。
- バリアは 小まめに引き戻しながら使う (出しっぱなしにしない)。
- バリアが破壊されそうになったら すぐに回収し、再展開に備える 。
③ 近距離の敵に対しては「アクリーション」と「キネティック・グラスプ」を活用
- 近づかれたら アクリーションで転倒させて距離を取る 。
- ザリアやソルジャー76のような 高火力DPSの攻撃はキネティック・グラスプで防ぐ 。
- 敵のダイブ(ゲンジ、ドゥームフィストなど)にはカウンターとして有効 。
シグマが得意なマップ・苦手なマップ
✅ 得意なマップ(開けた場所・高台のあるマップ)
- ルート66(長い直線があり、ポーク戦法が活きる)
- ハバナ(遠距離戦が得意なマップ)
- キングス・ロウ(高台を活用しやすい)
❌ 苦手なマップ(狭い室内・乱戦になりやすいマップ)
- ネパール(ビレッジ)(狭く、ダイブ構成が有利)
- ドラド(最初のチェックポイント)(敵のダイブ攻撃が多い)
- コロッセオ(ポークもあるが狭くて接近戦が多いダイブのほうが刺さりやすい)
シグマは遠距離戦向けのヒーローなので、開けたマップで特に強力 です。逆に、 狭いマップや乱戦になりやすいマップでは動きにくくなる ため、無理なピックは避けた方が良いでしょう。
立ち回りのまとめ:火力の出し方を考える
- 前線を維持しつつ、遠距離からダメージを与える
- バリアを適切に管理し、味方を守りながら戦う
- 近距離戦ではアクリーションやキネティック・グラスプを駆使する
- マップの特性を理解し、有利な場所を選ぶ
次の章では、 シグマのアンチピック対策と、苦手な敵への対処法 を解説します!
4. 【OW2】シグマのアンチピック対策:苦手な相手と対策法
シグマは強力なタンクですが、 特定のヒーローには不利な状況になりやすい です。敵がシグマに対する アンチピック(対策キャラ)を選んできた場合 、適切な対応を取らないと簡単に倒されてしまいます。
ここでは、 シグマが苦手なヒーローとその対策法 を紹介します。

シグマが苦手なヒーローとその理由
❌ レッキング・ボール
- 機動力が高く、シグマの攻撃を簡単に回避できる。
- アクリーションを当てにくく、撃破が難しい。
対策:
✅ バリアを適宜動かし、味方が狙われるのを防ぐ。
✅ アクリーションを「グラップリング・クロー」使用後に狙う。
✅ レッキング・ボールが孤立したら、味方と連携して集中攻撃する。
❌ ソンブラ
- ハックされると「キネティック・グラスプ」や「実験的バリア」が使えなくなる。
- ステルスで奇襲を仕掛けてくるため、反応が難しい。
対策:
✅ 味方のゼニヤッタやアナに「ハックされたことを報告」し、対処してもらう。
✅ バリアを使いながら戦い、敵の攻撃を最小限にする。
✅ ソンブラが近づいたら「アクリーション」を構えて迎撃する。
❌ ラインハルト
- 近距離戦が得意で、 シグマの攻撃がバリアに防がれる 。
- 「チャージ」や「ファイア・ストライク」が強力で、交戦時に一気に削られる。
対策:
✅ 距離を取って戦い、直接の殴り合いを避ける。
✅ 「アクリーション」でチャージを止める。
✅ 「キネティック・グラスプ」でファイア・ストライクのダメージを吸収する。
❌ ザリア
- 「パーティクル・バリア」で ハイパースフィアやアクリーションのダメージを無効化される 。
- チャージを溜められると キネティック・グラスプでも受けきれない高火力を出してくる 。
対策:
✅ 不用意に攻撃せず、ザリアのバリアが切れてから攻撃する。
✅ 味方とフォーカスを合わせ、素早く倒す。
✅ 近距離戦を避け、距離を保って戦う。
敵がシグマをピックしたときの対策(シグマミラー対決)
相手チームにシグマがいる場合、以下の方法で対策できます。
✅ ダイブ構成で攻める(ウィンストン、D.Va、ゲンジ、トレーサー)
- シグマは 機動力の高い敵に弱いため、ダイブヒーローが有効 。
- D.Vaの「ディフェンス・マトリックス」でハイパースフィアを無効化できる 。
✅ 盾割りが得意なヒーローを使う(ラインハルト、ソルジャー76、バスティオン)
- ラインハルトのバリアと殴り合うと、シグマ側が不利になりやすい 。
- バスティオンの「センチネルモード」は、シグマのバリアを素早く破壊できる 。
✅ ソンブラでハックし、スキルを封じる
- シグマの防御スキルを封じることで、簡単に倒せる。
- シグマは ハックされると一気に無力化するため、アンチピックとして最適 。
アンチピックまとめ:対策を理解しよう!
- シグマは機動力の高い敵(レッキング・ボール、ソンブラ)や、バリアを無効化する敵(ザリア)に弱い。
- 距離を保ち、ポーク戦法を活かして有利な状況を作る。
- 敵がシグマを使ってきた場合は、ダイブ構成やシールドブレイク系のヒーローで対策する。
次の章では、 シグマを使いこなすための練習方法と、ランクマッチで活躍するコツ を解説します!
5. 【OW2】シグマを使いこなしてランクマッチで活躍しよう!
シグマは 遠距離攻撃と防御を両立できるタンク ですが、 正しい使い方をしないとチームに負担をかけてしまう こともあります。ここでは、 シグマを効果的に使うための練習方法 と ランクマッチで活躍するためのコツ を紹介します!
シグマを練習する際のポイント
✅ 1. まずは「カスタムゲーム」でスキルを試す
シグマのスキルは 他のタンクと比べてユニークな操作性 なので、 最初にカスタムゲームでスキルの感覚を掴むのがおすすめです。
📌 練習モードで試したいこと
- ハイパースフィアの跳ね返りの感覚を覚える (壁に当てて敵に当てる練習)
- アクリーションを当てるタイミングを学ぶ (敵が移動する方向を読んで投げる)
- バリアの出し方を工夫する (前進・引き戻しをスムーズにできるように)
✅ 2. クイックプレイで実戦に慣れる
カスタムゲームで基本操作を覚えたら、 クイックプレイで実際の試合に出てみよう 。
🎯 試合中に意識したいこと
- バリアを適切な位置に展開し、チームを守る
- キネティック・グラスプを攻撃を吸収するタイミングで使う
- 無理に前に出ず、遠距離からダメージを与え続ける
✅ 3. リプレイを見直して改善点をチェック
試合後に 「オーバーウォッチ2」のリプレイ機能を活用 し、 自分の動きを振り返ると上達が早くなる 。
📝 チェックするポイント
- 無駄なダメージを受けていないか?
- バリアの使い方が適切だったか?
- 敵に近づきすぎていないか?
ランクマッチでシグマを活かすためのコツ
① チームの構成に合わせた立ち回りをする
シグマは 「ポーク構成(遠距離攻撃を活かす戦法)」 に向いているため、 オリーサ・ソジョーン・アッシュ・ゼニヤッタなどと相性が良い 。
🟢 シグマが強い構成(おすすめの味方)
🔴 シグマが弱くなりがちな構成
② バリアとキネティック・グラスプの管理を意識する
シグマは 防御スキルを適切に管理することが重要 です。
⚡ バリアの管理術
✅ 敵のスナイパーがいる場合はバリアを前に出す
✅ バリアが壊れそうになったらすぐに引き戻し、再展開を待つ
✅ 味方サポートの防御にも活用する(ゼニヤッタやアナを守る)
⚡ キネティック・グラスプの使い方
✅ ザリアのグラビトン・サージやソルジャー76のロケット攻撃を吸収すると効果的
✅ 敵DPSの一斉攻撃を受けるタイミングで使うと生存率アップ
✅ 戦闘開始時ではなく、削られ始めたタイミングで発動するのがベスト
③ アルティメット「グラビティ・フラックス」の使い所を見極める
シグマのアルティメットは 敵を浮かせてダメージを与える強力なスキル ですが、 使い方を間違えると効果が半減 します。
🎯 効果的な使い方
🚨 やってはいけない使い方
❌ 敵タンクだけを浮かせる → 簡単に耐えられてしまう
❌ 孤立しているときに単独で使う → 味方のフォローがないとキルが取れない
❌ トランス(ゼニヤッタのアルティメット)が発動している状態で使う → 回復でダメージを無効化される
シグマのプレイスタイルを確立しよう!
シグマは 「ポーク戦法」 を活かすことで、 敵にプレッシャーを与えながら味方を守るタンク です。
✅ 遠距離戦を意識し、無理に前に出ない
✅ バリアを適切に使い、味方のサポートも忘れない
✅ アルティメットの使いどころを見極め、効果的に活用する
次のステップ:試合での応用を意識しよう!
ここまでの内容を踏まえ、シグマをランクマッチで活躍させるために 実際の試合で試してみましょう!
📌 試合で意識すること
- 自分の役割を理解し、遠距離から敵を削る
- 敵の構成に応じて、適切な立ち回りをする
- バリアと防御スキルを管理し、効果的に使う
6. まとめ:シグマを使いこなせば勝率アップ!
最後に、今回の内容を簡単におさらいしましょう!
🔹 シグマの特徴
- 遠距離攻撃と防御スキルを兼ね備えたタンク
- ポーク戦法に適しており、前線維持が得意
🔹 上達のポイント
- スキルを理解し、適切なタイミングで使う
- バリアとキネティック・グラスプを上手く管理する
- アルティメットの使いどころを意識する
まずは カジュアルマッチやカスタムゲームで練習し、少しずつランクマッチに挑戦してみましょう!シグマを使いこなせればランク勝率アップは間違いなしです!