Overwatch 2(OW2)で高い機動力と爆発的なダメージを誇るヒーロー「エコー」。その独特なスキル構成と戦闘スタイルに魅了されるプレイヤーも多いですが、「どう動けばいいのかわからない」「すぐに倒されてしまう」と悩んでいる人も少なくありません。
特に、エコーは空中戦が得意なヒーローのため、立ち回りやスキルの使い方を理解しないと、すぐに敵に狙われてしまいます。しかし、適切なポジションを取ったり、スキルを上手に組み合わせたりすることで、試合の流れを大きく変えることができるポテンシャルを持っています。
本記事では、エコーの基本性能やおすすめの立ち回り、苦手なヒーロー(アンチピック)への対策、おすすめの設定(クロスヘア・感度・パーク)まで詳しく解説します。初心者でもエコーを上手に扱えるようになるポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてください!
1. エコーとは?基本性能と特徴
エコーは「ダメージ(DPS)」ロールのヒーローで、高い機動力とバーストダメージを兼ね備えたキャラクターです。特に、飛行能力を活かした立ち回りや、強力なスキルコンボで敵を一瞬で倒すことができるのが魅力です。
しかし、エコーは耐久力が低く、間違った立ち回りをするとすぐに落とされてしまいます。そのため、スキルの特徴を理解し、適切なポジションを取ることが重要です。

エコーの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ロール | ダメージ(DPS) |
HP | 200 |
移動速度 | 通常(飛行時は浮遊可能) |
武器 | トライショット(3方向に発射されるエネルギー弾) |
スキル1 | スティッキーボム(粘着性のある爆弾を複数発射) |
スキル2 | フライト(短時間の高速飛行) |
スキル3 | フォーカスビーム(HPが50%以下の敵に大ダメージを与えるビーム) |
アルティメット | コピー(敵のヒーローに変身し、そのヒーローのスキルを短時間使える) |
エコーの特徴と強み
1. 高機動力を活かしたヒット&アウェイ戦法
エコーの「フライト」スキルを使えば、一時的に空中を高速移動できます。これにより、高所を取ったり、敵の射線を回避したりすることが可能です。また、滑空(ホバリング)機能もあるため、マップの地形を活かした立ち回りがしやすいのが特徴です。
活用ポイント:
✅ 戦闘開始時に高所を確保し、敵に先手を取る
✅ 危険を感じたら、フライトで即座に逃げる
2. 強力なバーストダメージを出せるコンボ
エコーは通常攻撃「トライショット」に加え、爆発系の「スティッキーボム」、そして敵のHPが半分以下の時に大ダメージを与える「フォーカスビーム」を持っています。
基本コンボ:
- スティッキーボムを当てる(爆発するまで少し時間がかかる)
- トライショットで追加ダメージを入れる
- 敵のHPが50%以下になったらフォーカスビームで一気に仕留める
このコンボをしっかり決めることで、敵DPSやサポートヒーローを一瞬で倒すことができます。
3. アルティメット「コピー」の戦略性
エコーのアルティメット「コピー」は、敵のヒーローに変身してそのスキルを使うことができます。このスキルの強みは、タンクやDPSに変身することで、戦況を大きく変えられる点です。
おすすめのコピー先:
✔ タンクヒーロー(ラインハルト、ザリア) → 前線で耐久しつつ、チームに貢献
✔ DPSヒーロー(ソルジャー76、リーパー) → 高火力を出しつつ、相手を圧倒
✔ サポートヒーロー(キリコ、アナ) → 味方の回復役に回るのも有効
エコーの弱点と注意点
- 耐久力が低い: HPが200しかないため、フォーカスされるとすぐに落とされる
- CC(行動妨害)に弱い: キャスディのフラッシュバン(現在は磁気グレネード)やソンブラのハックに注意
- エイム力が求められる: スキルの当て方次第でダメージが大きく変わる
2. エコーの基本的な立ち回り
エコーは高機動力とバーストダメージを活かして、ヒット&アウェイ戦法を得意とするヒーローです。しかし、無計画に飛び回ると敵のフォーカスを受けやすく、すぐに倒されてしまいます。ここでは、エコーを活かすための立ち回りの基本を解説します。

1. 適切なポジショニング:高所を利用しよう
エコーは**「フライト」と「ホバリング」**を活かして空中に留まりやすいヒーローです。これを利用して、高所を確保することが重要です。
なぜ高所が重要なのか?
✅ 敵の射線を切りやすい → フライトを使って敵の攻撃を回避できる
✅ 敵を上から攻撃できる → ヘッドショットを狙いやすい
✅ 逃げ道を確保できる → 危なくなったらすぐに下がれる
💡 おすすめのポジション
- キングス・ロウ:第二エリアの高台(防衛時)
- イリオス(灯台):中央の柱周りを活用
- ジャンカータウン:屋根上や建物の上
NGなポジショニング
🚫 敵の真正面に飛び込む(的になりやすい)
🚫 孤立する(味方のサポートを受けにくい)
2. エコーの攻撃コンボとダメージの出し方
エコーは単発攻撃よりもスキルを組み合わせたコンボが重要です。
基本コンボ(敵を素早く倒す)
- スティッキーボムを敵に当てる(約1秒後に爆発)
- トライショットで追加ダメージを与える
- 敵のHPが50%以下になったらフォーカスビームで一気に削る
✅ このコンボで100~200ダメージを一瞬で出せる!
応用コンボ(タンク相手)
- スティッキーボムを当てる
- フォーカスビームで削る(シールドがない時)
- 状況に応じて通常攻撃で追撃
🚨 注意点:フォーカスビームは敵のHPが50%以上のときは火力が出ないので、早すぎる使用はNG!
3. 逃げ方・生存力を高めるコツ
エコーはHPが低く、フォーカスされやすいため、敵に倒されない立ち回りが重要です。
生存率を上げるテクニック
✅ 飛びすぎない → 常に空中にいると敵スナイパーの的になる
✅ 障害物を活用する → 高台の柱や壁の影を使って隠れる
✅ フライトは移動用だけでなく、緊急回避にも使う
💡 「逃げる」ためのフライトの使い方
- 敵がフォーカスしてきたら、フライトで素早く退避
- 移動先を決めてからフライトを使う(適当に飛ぶと逆に狙われる)
- 高所から低所へ落下するように使うと、被弾を減らせる
🚨 やってはいけないこと
🚫 敵陣に突っ込んで孤立する(戻れなくなる)
🚫 フライトを無駄に使い切る(緊急時に逃げられない)
3. アンチピックとカウンター対策
エコーは強力なDPSヒーローですが、特定のヒーローには弱く、対策されやすいのも事実です。ここでは、エコーが苦手な「アンチピック」と、それらに対する対策方法を解説します。
1. エコーが苦手なヒーロー(アンチピック)
以下のヒーローは、エコーの動きを妨害しやすく、対策としてよく選ばれます。
ヒーロー | なぜ苦手なのか? | 対策方法 |
---|---|---|
ソルジャー76 | ヒットスキャン武器(弾速が速い)で空中のエコーを狙いやすい | 高所を活用し、壁を使って射線を切る |
キャスディ | 磁気グレネード+ヒットスキャン攻撃が強力 | 無闇に近づかず、遠距離から戦う |
ウィドウメイカー | スナイパーショットで即死級のダメージを受ける | 一定時間ごとに位置を変え、狙撃されないようにする |
ソンブラ | ハックされるとスキルが使えず、フライトも封じられる | できるだけ味方と一緒に動き、孤立しない |
バスティオン | セントリーモード時の弾幕が強力 | 変形前にスティッキーボムで削るか、死角から攻撃する |
2. エコーが得意なヒーロー(有利な相手)
逆に、エコーが強く出られるヒーローもいます。
ヒーロー | なぜ有利なのか? |
---|---|
ラインハルト | シールドを無視して攻撃できる上に、フォーカスビームで削りやすい |
ザリア | バリアのクールダウン中に高火力で攻撃できる |
アナ | 空中にいるエコーを狙いにくく、バイオティックグレネードを当てにくい |
バティスト | 高所を利用して攻撃すれば、回復範囲外に逃げやすい |
エコーはタンクに対して意外と強く、フォーカスビームを当てることで高ダメージを与えられます。特に、「HPが半分以下の敵には大ダメージ」 という特性を活かせば、タンクでも素早く倒せるチャンスがあります。
3. アンチピックへの対策方法
① ソルジャー76やキャスディ対策(ヒットスキャン系)
✅ 一定時間ごとに移動する → 長時間同じ位置にいると狙われやすい
✅ 射線を切る動きを意識する → 壁や障害物を利用して、常に遮蔽物を確保
✅ 不用意に飛びすぎない → 空中に長く留まると的になりやすい
💡 おすすめの動き方
フライトで飛ぶ際は、直線的に動くのではなく、ジグザグに動くのがポイント!これにより、敵のエイムをずらしやすくなります。
② ウィドウメイカー対策(スナイパー系)
✅ スナイパーの視線を意識する(ヘッドショットを狙われないように移動)
✅ スティッキーボムを使ってプレッシャーをかける
✅ 味方のフランカーと連携して狙う(ゲンジやトレーサーと組むと効果的)
🚨 やってはいけないこと
🚫 ウィドウメイカーに対して、真正面から飛び込む → ほぼ確実に撃ち抜かれる
③ ソンブラ対策(ハック対策)
✅ 孤立しないことが最優先! → 味方と一緒に動く
✅ ハックされる前にスキルを使う(フライトで距離を取る)
✅ 敵ソンブラの位置を予測し、スティッキーボムを撒く
💡 ソンブラが近づいてきたら?
→ 即座に高所へ逃げる! ソンブラは高所での戦闘が苦手なため、有利な位置を取るだけで生存率が上がる。
まとめ
4. エコーの設定(クロスヘア・感度・パーク)
エコーを上手に扱うには、適切な設定を行うことが重要です。特に**クロスヘアの調整、感度設定、パーク(キー割り当て)**を最適化することで、エイム精度や操作の快適さが向上します。ここでは、エコーに最適な設定について詳しく解説します。

1. おすすめのクロスヘア設定
エコーのメイン武器「トライショット」は3方向に広がるため、クロスヘアを適切に調整することで狙いやすさが大きく変わります。
おすすめクロスヘア設定
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
タイプ | サークル+ドット | エイムの中心を視認しやすくする |
色 | シアン(明るい青)or グリーン | 背景に埋もれにくい |
中央ギャップ | 0~2 | 照準のズレを最小限に抑える |
太さ | 1~2 | 細めにして視界を確保 |
透明度 | 80~100% | 視認しやすいように設定 |
💡 ポイント:
- サークル型のクロスヘアはトライショットの弾の広がりを意識しやすい
- ドットを残すと正確なエイムを狙いやすい
🚨 NG設定:
- 赤色のクロスヘア → 敵の赤色表示と重なり、見づらくなる
- サイズが大きすぎる → 細かいエイム調整がしにくい
2. エコーの感度設定(エイムを安定させる)
エコーはフライト時にエイムを調整しながら戦うため、感度設定が重要です。感度が高すぎると狙いがブレやすく、低すぎると敵に素早くエイムを合わせにくくなります。
おすすめ感度設定
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
マウス感度(DPI) | 800~1600 | 高すぎるとエイムが不安定に |
ゲーム内感度 | 4.0~6.5 | フリックショットを狙いやすくする |
エイム時の感度 | 60~75% | 微調整しやすくする |
スコープ感度 | 50~60% | フォーカスビームの精度を高める |
💡 ポイント:
- トラッキングエイム(敵を追い続けるエイム)が必要なため、感度はやや低めに設定すると安定しやすい
- フォーカスビーム使用時は正確なエイムが求められるため、スコープ感度は控えめに
3. パーク(キー割り当て)の最適化
エコーは「フライト」や「スティッキーボム」など、スキルの組み合わせが重要なヒーローです。そのため、素早くスキルを使えるようにキー割り当てを最適化しましょう。
おすすめのキー設定(キーボード・マウス)
アクション | 推奨キー | 理由 |
---|---|---|
ジャンプ | スペース or マウスサイドボタン | 空中戦が多いため、操作しやすいキーを選択 |
フライト | Shift or マウスサイドボタン | 緊急時にすぐに使用できる配置に |
スティッキーボム | E or マウスサイドボタン | 瞬時に投げやすくする |
フォーカスビーム | 右クリック | メイン攻撃との切り替えを素早くする |
アルティメット(コピー) | Q(デフォルト) | 直感的に発動しやすい |
💡 ポイント:
- フライトは緊急回避に使うため、すぐ押せる位置に設定する
- スティッキーボムとフォーカスビームのキー配置を最適化し、攻撃コンボをスムーズにする
- マウスにサイドボタンがある場合は、フライトやスキルを割り当てると操作が楽になる
🚨 NG設定:
- スキルキーをすべてデフォルトのままにする → 直感的な操作がしにくく、反応が遅れる
- フライトを遠いキーに配置する → 緊急回避が遅れて倒されやすい
4. コントローラー向けの設定(PS5/Xbox)
コントローラーでプレイする場合は、エイムアシストを活用しながら快適な操作を目指します。
おすすめのコントローラー設定
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
スティック感度(水平/垂直) | 30~40 | 高すぎるとエイムがブレる |
エイムアシスト強度 | 90~100 | エイムアシストを最大限活用 |
エイムアシストウィンドウサイズ | 70~80 | 敵を追いやすくする |
リニアランプ | ON | 細かいエイム調整がしやすい |
スティック加速 | 0~5 | エイムを安定させるために低めに設定 |
💡 ポイント:
- エイムアシストを最大限に活かす設定をすることで、敵を追いやすくなる
- スティック感度は低めにし、エイムの安定性を優先する
🚨 NG設定:
- 感度を高くしすぎると、エイムがブレやすくなる
- エイムアシストをオフにすると、敵を狙いにくくなる
まとめ
- クロスヘアはサークル+ドットが見やすい(色はシアンかグリーンがおすすめ)
- 感度は低めに設定し、エイムの安定性を重視する
- パーク(キー割り当て)は、スキルを素早く使えるように最適化する
- コントローラーの場合は、エイムアシストを活用しつつスティック感度を調整する
適切な設定を行うことで、エコーの操作がより快適になり、戦績向上にもつながります!
5. エコーを練習する方法
エコーは高機動力とバーストダメージを活かせる強力なDPSヒーローですが、その分扱いが難しく、しっかりとした練習が必要です。ここでは、エイムや立ち回りを向上させるための練習方法を紹介します。
1. 練習モードでの基礎練習(エイム・スキルコンボ)
まずはトレーニングモードやカスタムゲームを活用し、基本的なスキルの精度を高めましょう。
エイム練習(トライショット・フォーカスビーム)
✅ トライショットの偏差射撃を練習する(動く敵に当てる)
✅ フォーカスビームはHP50%以下の敵にのみ使う習慣をつける
✅ トライショット → スティッキーボム → フォーカスビームのコンボを試す
💡 おすすめ練習方法
- トレーニングモードで、遠距離・近距離のターゲットを狙う
- カスタムゲームでボットを相手に実戦形式で練習
- エイムトレーナー(Kovaak’s、Aim Labなど)でヒットスキャン練習
2. 実戦での動き方を学ぶ方法
エコーはポジショニングやスキルの使い方が重要なヒーローなので、カジュアルマッチ(クイックプレイ)やアーケードモードで実戦感覚を身につけましょう。
実戦で意識するポイント
✅ 高所を取る意識を持つ(地上戦は避ける)
✅ 孤立せず、味方と連携する(単独行動は危険)
✅ フォーカスすべき敵を見極める(サポートやDPSを優先的に狙う)
💡 おすすめの練習方法
- マップごとに「強ポジ(強い立ち位置)」を把握する
- 「ダメージリプレイ」を活用して、自分が倒された原因を分析する
3. プロプレイヤーのエコーを参考にする
上級者のプレイを見ることで、ポジショニングやスキルの使い方のコツを学ぶことができます。
参考にするべきポイント
✅ フライトの使い方 → いつ飛ぶべきか、どの方向に逃げるべきか
✅ スティッキーボムの精度 → どのタイミングで投げると当たりやすいか
✅ フォーカスビームの使いどころ → 確実にキルを取るための判断力
💡 おすすめの視聴方法
- YouTubeで「OW2 エコー プロプレイ」などで検索
- Overwatch LeagueやTwitchでプロの試合を観戦
- 自分のプレイと比較し、違いを分析する
4. 上達のためのチェックリスト
🔲 高所を活用できているか?(常に有利なポジションを取る)
🔲 トライショット・スティッキーボム・フォーカスビームのコンボを意識できているか?
🔲 アンチピック(キャスディやソルジャー76)に対して適切に立ち回れているか?
🔲 フライトを無駄遣いせず、緊急回避として使えているか?
🔲 ダメージリプレイを確認し、改善点を見つけているか?
まとめ
- トレーニングモードで基礎エイムやスキルコンボを練習する
- カジュアルマッチで実戦経験を積み、ポジショニングを意識する
- プロのプレイを参考にし、上手いエコーの動きを学ぶ
- ダメージリプレイを活用し、自分の改善点を分析する
エコーは使いこなせば非常に強力なDPSヒーローです。今回紹介した練習方法を試しながら、少しずつ上達を目指しましょう!
結論:エコーを使いこなして戦場を支配しよう!
エコーは高機動力と強力なバーストダメージを兼ね備えたDPSヒーローですが、扱いが難しく、適切な立ち回りやエイム精度が求められます。しかし、本記事で解説したポイントを意識すれば、初心者でもエコーを使いこなしやすくなります。
エコー上達のための重要ポイント
✅ 高所を活用し、敵の攻撃を回避しながら戦う
✅ トライショット・スティッキーボム・フォーカスビームのコンボを意識する
✅ アンチピック(ソルジャー76、キャスディ)に対して適切に立ち回る
✅ クロスヘアや感度を最適化し、エイム精度を向上させる
✅ トレーニングモード・実戦・リプレイ分析で継続的に練習する
エコーを極めれば戦場をコントロールできる!
エコーは難しいヒーローですが、正しい立ち回りとスキルの使い方を身につければ、敵にとって大きな脅威となる存在になります。
最初は思うように動けなくても、練習を続けることで確実に上達します。ぜひ今回の解説を参考にしながら、自分なりのプレイスタイルを確立し、エコーを極めてOW2の戦場で活躍しましょう!