「Overwatch 2(OW2)」には個性的なヒーローが数多く登場しますが、その中でも特にユニークなのが「バスティオン」です。バスティオンは高火力な武器を持ち、形態を変えながら戦うヒーローですが、その分、立ち回りやポジショニングが非常に重要になります。
初心者のうちは「強いけど動きが遅くて使いにくい…」と感じるかもしれません。しかし、バスティオンのスキルや戦い方を理解すれば、試合を大きく動かせる存在になれます。また、対戦相手にバスティオンを使うプレイヤーがいたとき、どのように対策すればよいのかを知っておくことも重要です。
この記事では、バスティオンの基本性能や強み、効果的な立ち回り方、アンチピック(対策キャラ)などを詳しく解説します。初心者から中級者まで、バスティオンを使いこなしたい人や、敵として出てきたときの対策を知りたい人はぜひ参考にしてください!
1. バスティオンとは?基本性能とスキル解説
バスティオンは「Overwatch 2(OW2)」に登場するダメージ(DPS)ヒーローで、高火力の武器と変形能力を持つのが特徴です。以前の「オーバーウォッチ(OW1)」ではタレットモード(固定砲台)が強力でしたが、OW2ではリワーク(能力の調整)が行われ、より機動力のあるヒーローへと生まれ変わりました。

バスティオンの特徴
- 高火力の武器:通常形態(アサルトモード)でも十分な火力を持ち、砲撃モードでは広範囲のダメージを与えられる
- 形態を変えて戦える:アサルトモード、砲撃モード、偵察モードを使い分けることで、多様な戦い方が可能
- 自己回復が削除:OW1時代にあった自己回復スキルが廃止され、スキルの使い方がより重要に
バスティオンのスキル詳細
① アサルトモード(通常形態)
特徴:移動しながら戦える基本形態
- メイン武器:連射式のアサルトライフル
- 中距離戦に適しており、敵に継続的なダメージを与えられる
- OW1のタレットモードほどの爆発力はないが、より汎用性が高い
② 砲撃モード(範囲攻撃)
特徴:移動はできないが、高火力の砲撃を発射可能
- 制限時間内に強力な弾を撃つことができ、敵に大ダメージを与える
- 遮蔽物を利用しながら砲撃し、短時間で敵を倒すのが理想
- 使うタイミングが重要で、敵の集団を狙うと効果的
③ 偵察モード(移動形態)
特徴:通常よりも機動力が増すモード
- 高台を取ったり、戦線を素早く移動したりする際に活用できる
- 敵に囲まれたときの逃げ手段としても有効
④ アルティメット(アーティラリー・ストライク)
特徴:範囲爆撃を行う強力なスキル
- マップ上の任意の場所に3発の砲撃を行い、広範囲の敵にダメージを与える
- 敵が固まっているポイントを狙うと効果抜群
- 遮蔽物の裏にいる敵にもダメージを与えられるため、使い方次第で戦局を大きく動かせる
3. バスティオンの立ち回りとおすすめマップ
バスティオンは強力な火力を持つ一方で、動きが遅く、敵に狙われやすいという弱点もあります。そのため、適切な立ち回りとマップごとのポジショニングが重要です。ここでは、バスティオンを効果的に使うための立ち回りの基本と、おすすめのマップについて解説します。

バスティオンの基本的な立ち回り
① できるだけ孤立せず、味方の後ろから支援する
バスティオンは、正面からの撃ち合いには強いですが、機動力が低いため、敵に囲まれると簡単に倒されてしまいます。
- タンクの後ろから火力を出すことで、安全にダメージを稼げる
- サポートと連携し、回復を受けながら戦うのが理想的
② 遮蔽物を利用しながら戦う
バスティオンは移動速度が遅く、大きな的になりやすいため、遮蔽物を上手に使うことが重要です。
- 撃つときは姿を出し、撃ち終わったら隠れることで生存率を上げる
- 敵がバスティオンを狙っていると感じたら、無理に撃ち合わずにポジションを変える
③ 砲撃モードは適切なタイミングで使う
砲撃モードは強力ですが、移動できなくなるため、使う場所とタイミングを見極める必要があります。
- 敵の視線が他の味方に向いているときに発動すると、安全にダメージを与えられる
- 角や高台から使うことで、敵から狙われにくくなる
バスティオンにおすすめのマップ
バスティオンを活かすには、高台を取れるマップや、敵の射線を遮りやすいマップが向いています。ここでは、特にバスティオンと相性の良いマップを紹介します。
1. キングス・ロウ(King’s Row)
おすすめポイント
- 高台が多く、射線を通しやすい
- 細い通路が多いため、砲撃モードが効果的
立ち回りのコツ
- 攻撃側では、最初のチェックポイントを取る際に、高台を利用して射撃する
- 防衛側では、最初のアーチの上や、ペイロードの周りで立ち回る
2. パーク・ロイヤル(Paraiso)
おすすめポイント
- 狭い通路が多く、バスティオンの範囲攻撃が活きる
- ペイロードが建物の近くを通るため、遮蔽物を利用しやすい
立ち回りのコツ
- ペイロード周辺で戦いながら、味方タンクと連携して火力を出す
- 狭いエリアで砲撃モードを使い、敵の進行を妨害する
3. ジャンカータウン(Junkertown)
おすすめポイント
- 長距離の射線を通せる場所が多く、遠距離戦で有利を取れる
- 高台を取ることで、一方的に攻撃できる場面が多い
立ち回りのコツ
- 攻撃側は、第一ポイントの長い直線で火力を活かす
- 防衛側は、高台から敵を迎え撃ち、砲撃モードで一気に削る
立ち回りをマスターしてバスティオンを活かそう!
バスティオンは、高火力を活かした立ち回りができれば、試合の流れを大きく変えられるヒーローです。しかし、敵に狙われやすいという弱点もあるため、適切なポジショニングとマップの特性を理解することが重要です。
次の章では、バスティオンに強いヒーロー(アンチピック)とその対策方法について解説します!
4. バスティオンのアンチピックと対策
バスティオンは強力な火力を持つヒーローですが、動きが遅く、特定のヒーローに対して弱い部分があります。そのため、敵がバスティオンをピックした場合、適切なアンチピック(対策キャラ)を選ぶことで、試合を有利に進めることができます。
ここでは、バスティオンに強いヒーローと、その戦い方について解説します。

バスティオンに強いヒーロー(アンチピック)
① ゲンジ(Genji) – 機動力と反射でカウンター
バスティオンの弱点を突けるポイント
- 「木の葉返し(ディフレクト)」を使うことで、バスティオンの攻撃を跳ね返せる
- 機動力が高いため、バスティオンの射線から逃れやすい
- アルティメット「龍神剣」で近距離から一気にキルを狙える
対策方法
② ソンブラ(Sombra) – ハックでスキルを封じる
バスティオンの弱点を突けるポイント
- 「ハック」でバスティオンを無力化し、一時的に通常攻撃しかできない状態にできる
- 高い機動力を活かして裏取りし、バスティオンを簡単に倒せる
- EMP(アルティメット)で一気にスキルを無効化できる
対策方法
- 常に周囲を警戒し、ソンブラが近くにいるときは味方と行動する
- ハックを受けてもすぐに倒されないよう、遮蔽物の近くで戦う
- ソンブラのハックが成功する前に攻撃し、撃退する
③ ウィンストン(Winston) – 機動力とバリアで接近戦に持ち込む
バスティオンの弱点を突けるポイント
- 高い機動力でバスティオンの射線を避けつつ、急接近できる
- 「バリア・プロジェクター」を使えば、バスティオンの攻撃を防ぎつつ戦える
- 「プライマル・レイジ(アルティメット)」でバスティオンを強制的に動かせる
対策方法
④ ファラ(Pharah) – 高所からの一方的な攻撃
バスティオンの弱点を突けるポイント
- 飛行能力を活かして、バスティオンの攻撃範囲外から攻撃できる
- バスティオンの動きが遅いため、ロケットランチャーの直撃を狙いやすい
- アルティメット「バレッジ」でまとめてダメージを与えられる
対策方法
- ファラが飛んでいるときは、味方のヒットスキャンDPS(ソルジャー76など)に対応してもらう
- オープンなエリアではなく、屋根のある場所を活用する
- ファラの位置を意識しながら、適切なカバーを取る
バスティオンを倒すための戦術
① 斜線を切る立ち回りを意識する
バスティオンは射線が通る場所では非常に強力ですが、逆に言えば敵が隠れていると攻撃できないという弱点があります。
- 壁や障害物を使って、バスティオンからの攻撃を遮断する
- 一度攻撃を受けても、すぐに遮蔽物に隠れて体勢を立て直す
② ステルスキャラを活用する
ソンブラのようなステルスキャラを使えば、バスティオンの背後に回り込み、奇襲を仕掛けることができます。
- ハックや近接攻撃を駆使し、一気に倒す
- チームと連携し、バスティオンにフォーカスを集中させる
③ アルティメットで一気に潰す
バスティオンは機動力が低いため、一度フォーカスされると逃げるのが難しいです。
- ソンブラのEMP(バスティオンのスキルをすべて無効化)
- ファラのバレッジ(上空からの高火力攻撃)
- ウィンストンのプライマル・レイジ(近接戦を強制する)
などを組み合わせることで、確実に倒すことができます。
バスティオン対策を知って、効果的に戦おう!
バスティオンは強力なヒーローですが、動きが遅く、特定のヒーローに対して脆い部分があります。敵がバスティオンを使ってきたときは、ゲンジ・ソンブラ・ウィンストン・ファラといったアンチピックを活用することで、有利に戦うことが可能です。
次の章では、バスティオンを使いこなすための上級テクニックを解説します!
5. バスティオンを使いこなすための上級テクニック
バスティオンは初心者でも扱いやすいヒーローですが、立ち回りやチームとの連携を意識することで、さらに強力な存在になります。ここでは、バスティオンをより効果的に運用するための上級テクニックを紹介します。

① OTP(ワントリックポニー)戦法は有効か?
OTP(One Trick Pony)とは?
OTPとは、特定のヒーローだけを使い続けるプレイスタイルのことを指します。バスティオンをOTPとして使う場合、強みを最大限に活かすプレイができる反面、敵がアンチピックを選んだときに対応しにくくなるというデメリットもあります。
バスティオンOTPのメリット
- バスティオンの強みを最大限に引き出せる
- マップごとの最適なポジショニングを熟知できる
- 立ち回りの工夫やエイム力を高めることで、アンチピック相手でも戦いやすくなる
バスティオンOTPのデメリット
- 相手がソンブラやゲンジなどのアンチピックを選んだ場合、対応が難しくなる
- マップや状況によってはバスティオンが不利な場面が多い
- チーム構成によっては適応しにくい場合がある
結論
バスティオンは強力なヒーローですが、OTPとして使い続けるのはリスクもあります。他のヒーロー(例:ソルジャー76やキャスディなどのヒットスキャンDPS)もある程度使えるようにしておくことで、試合展開に応じた柔軟な対応が可能になります。
② タンクとの連携で長く生存する方法
バスティオンは機動力が低いため、敵に狙われるとすぐに倒されてしまうことが多いです。そのため、タンクと連携して戦うことで生存率を上げることが重要になります。
タンクとの連携ポイント
- オリーサやラインハルトのシールドを活用する
→ バスティオンは射線を確保しながら攻撃できるため、シールドがあると安心して火力を出せる - ラマットラのネメシスモードと組み合わせる
→ ネメシスモードで前線を押さえてもらいながら、バスティオンが後ろからダメージを出す戦術が強力 - シグマのグラビティ・フラックスとアルティメットを合わせる
→ シグマのウルトで敵が浮いている間にバスティオンの砲撃モードで一気にダメージを与える
生存率を上げる立ち回り
- タンクが前線を押し上げるタイミングに合わせて、後方から火力を出す
- タンクが敵の注意を引いている間に、砲撃モードを安全に発動する
- タンクがダイブ(突撃)する場合は、位置を変えてフォローできるようにする
③ チームでバスティオンを活かす戦術
バスティオンは単体で強いヒーローではなく、チームと連携することで最大限の力を発揮します。以下のような戦術を活用することで、バスティオンをより効果的に使うことができます。
1. バスティオン+マーシーの「ポケット戦術」
戦術の内容
- マーシーがバスティオンに専属でヒール&ダメージブーストを行う
- バスティオンは攻撃に集中し、高火力で敵を圧倒する
メリット
- バスティオンの攻撃力をさらに強化できる
- ヒールを受け続けることで、生存率が大幅に向上する
デメリット
- マーシーがバスティオンを優先するため、他の味方の回復が疎かになる可能性がある
- 敵がフォーカスを合わせてくると、すぐに倒されてしまう
2. シグマ+バスティオンの「耐久&高火力コンボ」
戦術の内容
メリット
- バスティオンの弱点(防御力の低さ)を補える
- シグマのアルティメット「グラビティ・フラックス」とバスティオンの砲撃モードを組み合わせると、敵を一掃しやすい
④ マップごとの最適なポジショニングを意識する
バスティオンはポジショニングが重要なヒーローのため、マップごとに最適な場所を把握することが勝率を上げるポイントになります。
おすすめポジションの例
- キングス・ロウ(防衛側):最初のアーチの上に陣取り、敵を迎え撃つ
- パーク・ロイヤル(攻撃側):狭い通路で砲撃モードを使い、敵の進行を妨害する
- ジャンカータウン(防衛側):長距離の射線を活かして、ペイロード周辺を制圧する
ポジショニングの基本ルール
バスティオンを使いこなして、戦場を支配しよう!
バスティオンは単純なヒーローに見えますが、適切な立ち回りとチームとの連携を意識することで、驚異的な火力を発揮できます。
- OTP戦法にはリスクもあるため、柔軟な対応力を身につける
- タンクやサポートと連携して、長く生存しながら火力を出す
- マップごとの最適なポジショニングを意識し、敵の攻撃を避ける
これらのテクニックを活用して、バスティオンを極めましょう!
結論
バスティオンは「Overwatch 2(OW2)」において、高火力かつ独自の変形能力を持つダメージ(DPS)ヒーローです。正面からの撃ち合いに強く、範囲攻撃で敵を圧倒できる一方で、機動力の低さや特定のヒーロー(アンチピック)に対して脆いという弱点もあります。

バスティオンを使いこなすためのポイント
- 基本性能を理解し、適切なスキルの使い方を学ぶ
- アサルトモード、砲撃モード、偵察モードを状況に応じて使い分ける
- アルティメット「アーティラリー・ストライク」は、敵の集団を狙うと効果的
- 立ち回りを意識し、適切なポジションを取る
- 高台や遮蔽物を利用し、安全な位置から火力を出す
- タンクやサポートと連携し、孤立しないようにする
- アンチピック(対策キャラ)を把握し、適切に対応する
- 上級テクニックを活用し、さらに強くなる
バスティオンを使いこなして、OW2を楽しもう!
バスティオンは、初心者でも扱いやすいヒーローですが、戦略的な立ち回りを意識することで、さらに強力な存在になります。敵の動きを読み、適切なポジションを取ることで、試合を支配することも可能です。
今回紹介した内容を活かし、OW2でバスティオンを使いこなして、勝利を目指しましょう!