「Overwatch 2(オーバーウォッチ2)」を始めたばかりの人が、最初に触ってみるヒーローの一人がバスティオンです。巨大なロボットの姿と、シンプルに撃ちまくれる武器の爽快感が魅力で、「これなら自分でも火力を出せそう!」と思えるキャラなんですよね。
でも実際にプレイしてみると、こんな悩みを感じたことはありませんか?
- 「敵にフォーカスされるとすぐ落ちてしまう…」
- 「立ち回りが分からなくて味方の足を引っ張ってしまった」
- 「せっかく火力はあるのに活かしきれない」
僕自身も最初は同じでした。タンクモードに変形して一気に削れるはずなのに、すぐ倒されて終わってしまう…。その繰り返しで「本当に初心者向けなの?」と疑ったこともあります。
ですが、バスティオンには「コツ」と「立ち回りの基本」を理解するだけで一気に安定感が増し、チームにとって頼れる存在になれるポテンシャルがあります。
この記事では、初心者〜中級者のプレイヤーに向けて、バスティオンの基本性能、強みと弱点、立ち回りのコツ、上達するための意識を、実体験も交えながら解説していきます。
1. バスティオンとは?基本性能とスキル解説
バスティオンは ダメージロール(DPS) に分類されるヒーローで、「オーバーウォッチ2(OW2)」では見た目通りの重火力キャラです。巨大なロボットがガトリングを撃ちまくる姿は圧倒的で、初めて使った時は「俺、無敵じゃん!」と錯覚するくらいの破壊力を感じました。

基本アビリティ
バスティオンには、特徴的な3つのスキルがあります。
- アサルトモード(メイン武器)
- 通常時はマシンガンを持ち、比較的安定した射撃が可能。中距離戦で安定してダメージを与えられるのが強みです。
- アサルトモード(タレット形態)
- OW2で仕様変更され、今では「数秒間だけ高火力のタレット形態に変形」できます。
- この瞬間の火力は全ヒーローの中でもトップクラス。僕自身、ここで敵タンクを一気に溶かした時は「これぞバスティオン!」と快感を覚えました。
- 自己修復(パッシブ回復)
- 自分で回復できるのも特徴的。サポートに余裕がないときでも粘れるのは初心者にとって安心ポイントです。
- アルティメット:アーティラリー
- 上空から砲撃を落とす必殺技。敵のリスポーン地点や遮蔽物の裏に隠れた敵を狙えるのが強み。
- ただし狙う位置を事前に考える必要があり、適当に撃つと外してしまうことも多いです。
初心者が選びやすい理由
- エイムが多少ブレても弾をばらまくだけで敵に当たる
- 火力を出しやすく「やってる感」が得やすい
- 自己回復があるので即死しにくい
こうした特徴から、「とりあえず使ってみよう」と思えるキャラなんですよね。特にFPSに慣れていない人でも「敵を削ってる!」という手応えを感じやすいので、モチベーションが続きやすいです。
バスティオンの強みと弱点を理解しよう
バスティオンは強力な火力を持つ一方で、動きが遅く、敵に狙われやすいという弱点もあります。そのため、適切な立ち回りとマップごとのポジショニングが重要です。ここでは、バスティオンを効果的に使うための立ち回りの基本と、おすすめのマップについて解説します。

バスティオンの強み
- 圧倒的な火力
タレット形態に変形すると、タンクでさえ一瞬で溶けるほどのダメージを叩き出せます。
僕も最初に使った時、「え、敵のザリアが一瞬で消えた!?」と驚いた経験があります。 - エリア制圧力
狭い通路や choke point(進路が限られる地点)で待ち構えていると、敵はなかなか突っ込んで来られません。まさに「動く要塞」という表現がぴったり。 - 自己回復による粘り強さ
サポートの回復が追いつかない時でも、自己修復で生き延びられるのは大きな強み。特に初心者にとって「自分で生存力を補える」というのは安心材料になります。
バスティオンの弱点
- 機動力が低い
バスティオンは移動スキルがなく、逃げ足が遅いです。
フランカー(例:トレーサー、ゲンジ)に絡まれると、気づいた時には削り切られていることも少なくありません。 - フォーカスされやすい
見た目も大きく、火力が高いため、敵から真っ先に狙われやすい存在です。
実際、僕もバスティオンを出した途端に敵全員からマークされて「なんでこんなに狙われるの!?」と感じたことがあります。 - アルティメットの当てづらさ
アーティラリーは強力ですが、位置を考えないと簡単に避けられてしまいます。野良試合では特に、味方と合わせないと空振りに終わることも…。
まとめると
- 強み: 火力・制圧力・粘り強さ
- 弱点: 機動力のなさ・フォーカスされやすさ・アルティメットの難しさ
つまり、「味方のサポートを受けながら、安全なポジションを選ぶ」ことが大前提になります。バスティオンはソロで無双するタイプではなく、チームに守られてこそ輝くヒーローなんです。
立ち回りをマスターしてバスティオンを活かそう!
バスティオンは、高火力を活かした立ち回りができれば、試合の流れを大きく変えられるヒーローです。しかし、敵に狙われやすいという弱点もあるため、適切なポジショニングとマップの特性を理解することが重要です。
次の章では、バスティオンに強いヒーロー(アンチピック)とその対策方法について解説します!
4. バスティオンのアンチピックと対策
バスティオンは強力な火力を持つヒーローですが、動きが遅く、特定のヒーローに対して弱い部分があります。そのため、敵がバスティオンをピックした場合、適切なアンチピック(対策キャラ)を選ぶことで、試合を有利に進めることができます。
ここでは、バスティオンに強いヒーローと、その戦い方について解説します。

バスティオンに強いヒーロー(アンチピック)
① ゲンジ(Genji) – 機動力と反射でカウンター
バスティオンの弱点を突けるポイント
対策方法
② ソンブラ(Sombra) – ハックでスキルを封じる
バスティオンの弱点を突けるポイント
対策方法
③ ウィンストン(Winston) – 機動力とバリアで接近戦に持ち込む
バスティオンの弱点を突けるポイント
対策方法
④ ファラ(Pharah) – 高所からの一方的な攻撃
バスティオンの弱点を突けるポイント
対策方法
バスティオンを倒すための戦術
① 斜線を切る立ち回りを意識する
バスティオンは射線が通る場所では非常に強力ですが、逆に言えば敵が隠れていると攻撃できないという弱点があります。
- 壁や障害物を使って、バスティオンからの攻撃を遮断する
- 一度攻撃を受けても、すぐに遮蔽物に隠れて体勢を立て直す
② ステルスキャラを活用する
ソンブラのようなステルスキャラを使えば、バスティオンの背後に回り込み、奇襲を仕掛けることができます。
- ハックや近接攻撃を駆使し、一気に倒す
- チームと連携し、バスティオンにフォーカスを集中させる
③ アルティメットで一気に潰す
バスティオンは機動力が低いため、一度フォーカスされると逃げるのが難しいです。
バスティオン対策を知って、効果的に戦おう!
バスティオンは強力なヒーローですが、動きが遅く、特定のヒーローに対して脆い部分があります。敵がバスティオンを使ってきたときは、ゲンジ・ソンブラ・ウィンストン・ファラといったアンチピックを活用することで、有利に戦うことが可能です。
次の章では、バスティオンを使いこなすための上級テクニックを解説します!
5. バスティオンを使いこなすための上級テクニック
バスティオンは初心者でも扱いやすいヒーローですが、立ち回りやチームとの連携を意識することで、さらに強力な存在になります。ここでは、バスティオンをより効果的に運用するための上級テクニックを紹介します。

① OTP(ワントリックポニー)戦法は有効か?
OTP(One Trick Pony)とは?
OTPとは、特定のヒーローだけを使い続けるプレイスタイルのことを指します。バスティオンをOTPとして使う場合、強みを最大限に活かすプレイができる反面、敵がアンチピックを選んだときに対応しにくくなるというデメリットもあります。
バスティオンOTPのメリット
- バスティオンの強みを最大限に引き出せる
- マップごとの最適なポジショニングを熟知できる
- 立ち回りの工夫やエイム力を高めることで、アンチピック相手でも戦いやすくなる
バスティオンOTPのデメリット
結論
バスティオンは強力なヒーローですが、OTPとして使い続けるのはリスクもあります。他のヒーロー(例:ソルジャー76やキャスディなどのヒットスキャンDPS)もある程度使えるようにしておくことで、試合展開に応じた柔軟な対応が可能になります。
② タンクとの連携で長く生存する方法
バスティオンは機動力が低いため、敵に狙われるとすぐに倒されてしまうことが多いです。そのため、タンクと連携して戦うことで生存率を上げることが重要になります。
タンクとの連携ポイント
- オリーサやラインハルトのシールドを活用する
→ バスティオンは射線を確保しながら攻撃できるため、シールドがあると安心して火力を出せる - ラマットラのネメシスモードと組み合わせる
→ ネメシスモードで前線を押さえてもらいながら、バスティオンが後ろからダメージを出す戦術が強力 - シグマのグラビティ・フラックスとアルティメットを合わせる
→ シグマのウルトで敵が浮いている間にバスティオンの砲撃モードで一気にダメージを与える
生存率を上げる立ち回り
- タンクが前線を押し上げるタイミングに合わせて、後方から火力を出す
- タンクが敵の注意を引いている間に、砲撃モードを安全に発動する
- タンクがダイブ(突撃)する場合は、位置を変えてフォローできるようにする
③ チームでバスティオンを活かす戦術
バスティオンは単体で強いヒーローではなく、チームと連携することで最大限の力を発揮します。以下のような戦術を活用することで、バスティオンをより効果的に使うことができます。
1. バスティオン+マーシーの「ポケット戦術」
戦術の内容
メリット
- バスティオンの攻撃力をさらに強化できる
- ヒールを受け続けることで、生存率が大幅に向上する
デメリット
2. シグマ+バスティオンの「耐久&高火力コンボ」
戦術の内容
メリット
④ マップごとの最適なポジショニングを意識する
バスティオンはポジショニングが重要なヒーローのため、マップごとに最適な場所を把握することが勝率を上げるポイントになります。
おすすめポジションの例
- キングス・ロウ(防衛側):最初のアーチの上に陣取り、敵を迎え撃つ
- パーク・ロイヤル(攻撃側):狭い通路で砲撃モードを使い、敵の進行を妨害する
- ジャンカータウン(防衛側):長距離の射線を活かして、ペイロード周辺を制圧する
ポジショニングの基本ルール
バスティオンを使いこなして、戦場を支配しよう!
バスティオンは単純なヒーローに見えますが、適切な立ち回りとチームとの連携を意識することで、驚異的な火力を発揮できます。
- OTP戦法にはリスクもあるため、柔軟な対応力を身につける
- タンクやサポートと連携して、長く生存しながら火力を出す
- マップごとの最適なポジショニングを意識し、敵の攻撃を避ける
これらのテクニックを活用して、バスティオンを極めましょう!
結論
バスティオンは「Overwatch 2(OW2)」において、高火力かつ独自の変形能力を持つダメージ(DPS)ヒーローです。正面からの撃ち合いに強く、範囲攻撃で敵を圧倒できる一方で、機動力の低さや特定のヒーロー(アンチピック)に対して脆いという弱点もあります。

バスティオンを使いこなすためのポイント
- 基本性能を理解し、適切なスキルの使い方を学ぶ
- アサルトモード、砲撃モード、偵察モードを状況に応じて使い分ける
- アルティメット「アーティラリー・ストライク」は、敵の集団を狙うと効果的
- 立ち回りを意識し、適切なポジションを取る
- 高台や遮蔽物を利用し、安全な位置から火力を出す
- タンクやサポートと連携し、孤立しないようにする
- アンチピック(対策キャラ)を把握し、適切に対応する
- 上級テクニックを活用し、さらに強くなる
バスティオンを使いこなして、OW2を楽しもう!
バスティオンは、初心者でも扱いやすいヒーローですが、戦略的な立ち回りを意識することで、さらに強力な存在になります。敵の動きを読み、適切なポジションを取ることで、試合を支配することも可能です。
今回紹介した内容を活かし、OW2でバスティオンを使いこなして、勝利を目指しましょう!








