🕹️ はじめに:味方のせいにしたくなる気持ち、すごくわかる
「いや、マジで味方が使えないんだって…」
Overwatch 2(OW2)をプレイしていると、そんな気持ちになる瞬間ってありますよね。
自分がキルも取って、ヒール回して、タンクで前線を張って頑張ってるのに、なぜか味方が次々落ちていく…。リザルトを見るとダメージは足りてないし、ヒール量も微妙、しかもUltのタイミングもバラバラ。そんなとき、「俺以外、使えないんじゃ…?」って思ってしまう気持ち、本当によくわかります。
実際、私も最初の頃はずっとそうでした。
「俺が頑張っても意味ないじゃん」「マッチング運ゲーじゃん」って、何度も萎えて、コントローラー置いた夜もあります。でも、そんな自分をちょっとずつ変えていく中で、勝てる試合が増えていったんです。
この記事では、「味方が弱い」と感じるときにありがちな思考パターンを紐解きながら、それをどう乗り越えていくかを一緒に考えていきます。
「味方にイライラしてしまう自分を責めたくない」
「でも、このままじゃつまらないし、うまくなりたい」
そんなあなたに向けて、OW2をもっと楽しくプレイできる考え方を、私の経験も交えてお伝えしていきます!
🧠 味方のせいにしたくなる気持ちは、すごくわかる【共感パート】

「また味方が突っ込んで死んでるよ…」「なんで今そのUlt?意味不明なんだけど…」
こんなふうに思ったこと、たぶん誰しも一度はあるはず。特にOW2みたいに、5人の連携が勝敗を分けるゲームでは、誰か一人のミスが致命傷になることも多いんですよね。
私も、最初は“味方ガチャ”って本気で思ってました。ダメなチームに当たるともうやる気も失せるし、「これどう頑張っても無理じゃん」ってため息つくこともしょっちゅう。でも、それって自分の実力とはまた別のストレスで、ゲームを楽しめなくなる原因にもなるんです。
💭 初心者や中級者に多い「味方依存」の落とし穴
この気持ち、実はOW2に限らず、チーム系FPS初心者が陥りやすい思考パターンなんです。
・自分が活躍できているつもりでも、勝てない
・勝てない理由を“外”に探してしまう
・味方の動きが気になって、プレイが雑になる
これ、実は私も全部当てはまってました。でもこの「味方依存マインド」って、上達の足を引っ張る厄介なクセでもあるんです。
もちろん、味方が本当に微妙なときもあります。でも、**「自分には何もできなかった」と決めつけるのはちょっともったいない。**そう思えるようになったのは、自分のプレイを見返す習慣をつけてからでした。
🧩 気持ちを否定しないことが第一歩
まず大事なのは、「味方が弱い」と感じる自分の気持ちを否定しないこと。
イライラするのは自然な反応です。大事なのは、その感情をどう扱うかなんですよね。
「ムカついた自分はダメ」じゃなくて、「ムカついたのは、それだけ勝ちたかったからだ」って受け入れる。
そこから少しずつ、「じゃあ自分にできることって何だろう?」って視点に変えていければ、それだけでも一歩前進なんです。
🔍 「味方が使えない」の正体は“情報のズレ”にあるかも?
「マジで味方が何してるかわからん」
「全然合わせてくれないし、孤立してすぐ死ぬし」
そんなとき、頭によぎるのは「こいつ、使えないな…」っていうフラストレーション。でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしいんです。それって本当に“使えない”味方だったのか? それとも、ただ“見えてなかった”だけなのか?
👀 見えてる情報が全てじゃない
OW2の試合って、自分の視点からは見えていないことが山ほどあります。
例えば、自分がDPSで敵サポートを狙って裏から回っていたとします。で、「今詰めてくれれば落とせるのに!」って思っても、味方はタンクと撃ち合っててそれどころじゃないかもしれない。
こういう“連携のズレ”って、実はよくある話。自分が見えてる画面と、味方が見てる世界は全然違う。
だからこそ、「合わせてくれない」じゃなくて、「見えてなかっただけかも」っていう視点がめちゃくちゃ大事なんです。
🎥 リプレイやリザルト画面は“反省材料の宝庫”
私自身も、かつては「味方が弱い」って決めつけてた時期がありました。でも、後からリプレイを見返してみたら、「あれ?俺、先走ってない?」とか「Ult被せてたの俺じゃん…」みたいな気づきがたくさん出てきたんです。
リザルト画面も同じで、「ヒール足りねえ!」って思ってたけど、実は自分が味方の射線にいなかったとか、タンクが孤立しがちだったから守りきれなかったとか、原因は他にもいろいろあったりします。
要は、「使えない」と思ってたのは、実は“自分の情報不足”だったこともあるってこと。これに気づけるようになると、ゲームがちょっとずつ面白くなってくるんですよね。
🔄 自分の立ち回りを見直すことで、味方も変わる【具体例】
「どうして味方がついてきてくれないんだろう…」
「先にヒーラーが落ちて、戦いにならないんだけど…」
そんな場面、あなたも経験があるかもしれません。
でも実は、自分の立ち回り次第で“味方の動き”すら変えられるって知っていましたか?
🎮 ケース1:孤立したDPS → チームと動くDPSに変えてみた話
これは私がDPS(リーパー)を使ってたときの話。
敵の後衛を狩るために、裏取りを繰り返してたんですが、まったくキルが取れない。しかも気づいたら味方は前線崩壊…。
「いや、合わせてくれよ」って思ってたけど、冷静になって考えたんです。
→ 「これ、俺が一人で突っ込んでただけじゃね?」
次の試合では、正面からタンクと一緒にラインを上げるように意識しました。サポートの回復も届くし、敵のフォーカスもバラける。結果、前より圧倒的に生存率が上がって、味方のカバーも自然と増えて、最終的に勝利。
「合わせてもらう」のではなく、「自分が合わせにいく」
それだけで、チームの空気が変わる瞬間があるんです。
🛡️ ケース2:前に出すぎるタンク → 味方を待てるタンクに

タンクでよくあるのが、「味方がついてこないから前で死ぬ」ってパターン。
でもこれ、私がザリアを使ってたときに気づいたのは、自分が“無理に前へ出てた”だけだったということ。
・回復が来てないのに先に詰めすぎる
・Ultが溜まってるのに、味方が準備できてない状態で使っちゃう
こんな状況では、そりゃあ味方も「え?今?」ってなるわけです。
→ 結果、「敵に刺さる」どころか「味方が困惑する」タンクに。
そこからは、ピンを使って「ここで行くよ」とか、「サポの位置を確認してから前へ出る」とか、“味方と歩幅を揃える”プレイを意識したら、一気に安定感が増しました。
👥 味方は「NPC」じゃない、一緒に戦う仲間
OW2はチームゲーム。味方はただのAIじゃなくて、生きて動いてる人間です。
だからこそ、自分の動きを変えることで、「味方の動き」も変わることって本当にあるんです。
「使えない」じゃなくて、「活かせてないだけかも?」
そんなふうに視点を変えるだけで、見える景色がガラッと変わりますよ。
🏆 勝ちに行く人は「味方を活かす」プレイヤー
「味方に合わせてたら、自分のプレイができないじゃん」
そう感じる人もいるかもしれません。確かに、自分の好きな動きだけを突き詰めたい気持ち、すごくよくわかります。
でも、Overwatch 2(OW2)って**“チーム全体での最大火力を出すゲーム”**なんですよね。
だから、味方の強みを引き出せるプレイヤーほど、勝ちやすくなるというのが現実なんです。
🎯 例えば「アナが味方にいる」場合
アナのスリープダーツやバイオティックグレネード(通称:瓶)は、非常に強力なスキル。でもこれ、味方がそれに合わせないと宝の持ち腐れなんですよ。
敵タンクに瓶が刺さっても、DPSが気づかず攻撃しないと効果半減。
逆に言えば、「アナの瓶に即反応できるDPS」がいるだけで、アナの性能を最大限引き出せる=チーム全体が強くなるんです。
これって、アナ本人の性能じゃなくて、味方の連携力でアナを“使える存在”にしてるってこと。
🔁 味方の動きに“乗る”という考え方
「味方が何かをしようとしてる」タイミングを察知して、そこに乗っかっていく。
たとえば、
こういう**“連携プレイの一体感”**が生まれると、勝率も格段にアップします。
しかも不思議なことに、自分が合わせるようになると、味方も自然と合わせてくれるようになるんです。
🧠 高ランクプレイヤーが“味方に文句を言わない”理由
トッププレイヤーほど、「味方が弱い」とはあまり言いません。
なぜかというと、自分の動きで味方を活かす術を知ってるから。
逆に言えば、味方を“活かせない”プレイをしてる時点で、自分にも改善の余地があるってこと。
これに気づくようになってから、私も不満が減って、冷静に試合を分析できるようになりました。
😓 それでも理不尽な試合はある。けど、それでも大丈夫。
ここまで読んで、「なるほど、とはいえやっぱり理不尽なマッチってあるよね…」って思った方、いますよね?
安心してください、それは本当にその通りです。
OW2はオンライン対戦ゲームであり、味方も敵も人間です。
ランクマッチはMMR(内部レート)を元にマッチングされているとはいえ、時には
- 初心者と上級者が一緒になる
- 明らかにやる気がないプレイヤーが混ざる
- 接続切れやトロール行為が発生する
……なんてことも、あります。
🎲 “ガチャ”要素は完全には避けられない
正直な話、どれだけ自分が完璧なプレイをしても、どうにもならない試合って存在します。
10戦中1~2戦くらいは、どうしても理不尽に感じる内容になることがあって当然です。
でも大事なのは、その数試合に引っ張られて自分の調子まで崩さないこと。
負けを必要以上に引きずって、「今日ダメだわ」「味方運なさすぎ」って思いながら連戦すると、立ち回りも判断もどんどんブレていきます。
だから私は、「明らかに理不尽だな」と思った試合のあとは、1試合分のリプレイだけ見て、休憩するようにしています。
冷静になって見直すと、案外自分にも改善点が見つかるし、気持ちもリセットされるんですよ。
🌱 成長のチャンスは“負け試合”に詰まってる
実は、成長のヒントって、圧勝した試合より、負け試合にこそ多いんです。
「なぜこの連携が崩れたのか」「この瞬間、どう動けばよかったのか」
そういう振り返りを続けていくと、少しずつ“味方のせい”にしない思考が身についてきます。
そして不思議なことに、そういうプレイヤーは、自然と味方からも信頼されるようになる。
ピンを出せば反応してもらえるし、Ultに合わせてくれる。味方も「あ、この人うまいな」って思って動いてくれるようになるんです。

✅ 結論:勝てる人は「味方を活かせる人」
「味方が弱い」「使えない」
そう感じたとき、ついイライラしてしまうのは当然のこと。でも、その気持ちのままでプレイを続けると、どんどん視野が狭くなって、せっかくの成長チャンスを見逃してしまうんですよね。
OW2は、自分ひとりで無双するゲームじゃない。
味方と連携して、一緒に戦って、少しずつ勝ちに近づいていくゲームです。
だからこそ、
- 「味方に合わせる」視点を持つ
- 「味方を活かす」動きを意識する
- 「理不尽もある」と割り切るメンタルを育てる
これができるようになると、味方のせいで勝てない日々から抜け出して、確実に上達していけるようになります。
そして何より、味方が頼もしく見えてくるんです。
「さっきの瓶ナイス!」「ナイスカバー!」って自然に声が出るようになる。
そうなれば、ゲーム自体がもっと楽しくなりますよ。
あなたのプレイが、味方を“強くする”こともある。
そんなチームゲームならではの面白さ、ぜひ大切にしていってくださいね。